周囲にも迷惑をかけるモンスターペアレントの対処法

周囲にも迷惑をかけるモンスターペアレントの対処法


近年、子供を取り巻く環境の中で「モンスターペアレント」の増加が話題となっています。自己中心的なクレームで学校や幼稚園・保育園などに迷惑をかける上、教師たちに精神的プレッシャーを与え休職に追い込むというケースも少なくありません。
教育の場で深刻な問題となっているモンスターペアレントの対処法についてご紹介します。

「モンスターペアレント」って何?

そもそもモンスターペアレントというのは、子供が学校などで叱られたりトラブルに見舞われたり、嫌な思いをしたときに、理不尽で自己中心的な要求をしてくる親のことをいいます。例えば、学校で騒いでいた子供が叱られると「なんでうちの子供だけ叱るのか、差別だ」と主張して謝罪を要求したり、運動会の日に子供が病気だったからと「もう一度運動会をやれ」と無理に要求したりします。

モンスターペアレントが迷惑をかける対象は、学校や教師だけではありません。子供の友達やその親、近隣住民やただの通りがかりの人など、誰もがクレームの対象になり得るのです。子ども自身は普通の子だったり、周囲から評判の良い子であるケースもあります。逆に、周囲から敬遠されるようなガキ大将であったり、トラブルメーカーであるケースも珍しくはありません。

モンスターペアレントの対処法

普段はいい人でも、ちょっとしたきっかけで態度が豹変するのがモンスターペアレントの特徴です。特に子供を介してのつながりがある場合は、トラブルになりやすいので要注意です。モンスターペアレントは常に周囲にトラブルが起こるため、地域でも有名な存在であることが多いようです。知り合った相手がモンスターペアレントだった場合は、なるべく関わらないようにすることが重要です。接点が多くなるとトラブルの種も増えることになるので、できるだけ距離を取って付き合うことを心がけましょう。

子供同士が仲良しの場合

モンスターペアレントとは距離を置きたいものですが、子供同士が仲良しだとそうもいっていられませんね。子供に「あの子と遊んじゃだめ」と言うのは気が引けるかと思います。かといって毎日一緒に遊んでいるとトラブルに巻き込まれる可能性が高くなるので、遊ぶ頻度を少しずつ減らすようにしましょう。

また、モンスターペアレントは嫉妬しやすいという特徴があります。自分の子供より良い服を着ている、高価なおもちゃを持っている、といったことに敏感です。一緒に遊ぶときは新しい服は着ていかない、新しいものやお気に入りのおもちゃは持っていかない、といったことに気をつけましょう。

トラブルが悪化した場合の対処法

こちらが誠心誠意対応しても、要求がエスカレートしていくのがモンスターペアレントの特徴です。金銭や実現不可能な要求をされてしまったら、第三者を含めた対応を行いましょう。集団生活の場でのトラブルの場合は、教師や校長といった人を含め、複数名体制で話し合いの場を設けます。このとき、話した内容や日時、立ち会った人など詳細を記録しておきましょう。

家に押しかけられたり後をつけられたりするケースもあります。また、脅迫や恫喝といった手法もモンスターペアレントの常套手段です。こういった場合も日時や場所などを記録し、身の危険を感じたらすぐに警察を呼ぶようにしましょう。録音や録画を行うのも良いでしょう。

モンスターペアレントたちは独自の倫理感や常識に従って行動するため、世間一般の常識やルールが通用しません。しかも行動が徐々にエスカレートしていくため、非常に危険です。できればトラブルを未然に防ぎ接点を絶つことが理想的ですが、どうしても無理な場合は以上の点に注意して適切に対応するようにしましょう。